製造・生産地　～深緋製品がうまれるところ～

　私たちのタイ本社があるチェンマイは、バンコクの北方約720㎞に位置するタイ第2の都市で、「北方のバラ」とも称される美しい古都です。1296年にランナー王朝初代メンラーイ王により新しい首都としてピン川のほとりに建設され、タイ北部の言葉で「新しい街」と名づけられました。以来、この地域の中心として、モン族やタイヤイ族、ビルマ族などさまざまな民族が交流するなか、建築や仏像の様式、言葉や料理、工芸の分野などで「ランナー文化」と称されるタイ北部独自の文化・伝統が育まれてきました。

　当社の農園や生産拠点があるチェンラーイは、ミャンマーおよびラオスと国境を接するタイ国最北端に位置します。かつてタイ北部を統治したランナー王朝最初の都があり、西部に隣接するチェンマイとともに、現在も「ランナー文化」と称される独自の文化・伝統が色濃く残っています。メコン河（ラオスとの国境）とサーイ川 （ミャンマーとの国境）の接する一帯はゴールデントライアングル（黄金の三角地帯）と呼ばれアヘン栽培が盛んでしたが、タイ政府の厳しい取り締まりによって現在は観光エリアとして新たな発展を遂げています。

品質・安全性　～深緋製品の高い品質と安全性～

　タイ国内法規を遵守することはもちろん、当社加工品については世界的な検査・認証機関SGSによる厳しい規格をクリアしています。また、農産物については国際認証取得農園で栽培したものを主に、安全な作物のみを使用しています。

※当社のハーブ・スパイス製品はそのほとんどが自然豊かなタイ北部の自社または定型農園で生産しています。また、タネおよび苗木については日本国内の農園にて育成・収穫したものを使用しています（農林水産省種苗業者届出済）。ウォーターヒヤシンス製品はタイ・ウタイターニー県にてOTOP連携のもと生産されたもののみを販売しています。

　タイから日本に届いた製品は植物検疫および食品試験検査を実施したのち、GFSI（国際食品安全規格）のSQF（Safe Quality Food）認証を取得した日本国内工場で封入・梱包をおこなっています（製品により検査および加工方法は異なります）。